先日、「中国語を学習するなら、平行してもうひとつスキルを身に付けることをオススメ!」というツイートをしました。
これは中国語を仕事に活かすための提案です。ただ単に日本語が話せるだけで就職できるわけがないように中国語を話せるだけでは収入に結び付きません。
学習段階ではなかなか念頭に上がりませんが、中国語を仕事に活かすためにはもうひとつのスキルが必要になるのです。
中国語をしっかり学ぼう
話を進める前に少し自己紹介をしておきます。私は中国旅行のあと、2年中国留学しHSK8級に合格しました。その後翻訳会社(中国)、日本語学校(日本)、不動産会社(日本・中国)を経て、建築会社(日本)の台湾進出業務に就き現在は独立して中国語通訳翻訳教育・ライティングをしています。
中国語を仕事に活かす実績を残しているので、参考にしていただけると思います。では引き続き説明をしていきます。
中国語を活かした仕事に就いたらあなたはその会社で中国関連部門で大きな責任を負うことになります。
分からないからといって人に聞けない立場になるのです。なのでまず、しっかりとした中国語を身に付けておきましょう。
きちんと相手にわかる発音をすること、相手の話が理解できるリスニング力があることは大前提になってきます。
言葉というのはどんどん変化していきます。常に新しい単語や新しい表現方法が出てきますので中国語のブラッシュアップも大事な日課になります。
特に最近の中国はネット社会が進み生活とSNSが密接に繋がっています。自分でも日常的に使っていないと理解が追い付かず円滑なコミュニケーションがとれません。
中国の歴史・文化を学ぼう
中国語の学習とともに中国の歴史や文化も学びましょう。語学の学習はその言語の背景を知らずになすことはできません。
日本語での会話も同じですが有名な歴史上の人物が会話に出てきたり、故事を会話の比喩にすることは中国語でもおこります。ここがわからないと相手はあなたへの気遣いのつもりでユーモアを交えたのに、こちらは頭真っ白ということになります。
歴史や文化といっても難しく考える必要はありません。まずは日本人にも馴染みのある三国志などから入ればいいのです。
三国志は子供向け漫画や読み物、テレビドラマなどにもなっていますので自分が入りやすいものから学ぶと良いです。
子供向けの読み物なら、ピンインのついたものがおすすめです。感じひとつひとつ調べるのが勉強になるんだという考えもあるでしょうが、子供向けといえども物語ひとつの漢字を全て調べるというのは大変で途中で挫折します。
中国で生活しよう
中国語を仕事で活かしたいなら、まず中国で生活してみましょう。中国で生活することで活きた中国語が身に付きます。
中国で生活するとその街で生活する人々の息遣いを感じることができます。朝は早くから朝市で賑わっていたり、昼公園で将棋を指す人を大勢で囲んで観戦する光景を見ることがあなたの中国語を活かした仕事に就く未来に繋がります。
中国の人と初めて会うときはビジネスの席でもかしこまってチューツージェンメン、ウォージャオ~ではありません。笑顔でニイハオといって握手をします。すべての話はそこからでまたそこが全てです。
この感覚は実際に中国で生活することでしか身に付けることができません。中国で生活していて「あなた中国語が変だわもしかして香港から来た人じゃない?」といわれたらビジネスレベルの中国語が身に付いていると思って大丈夫です。
仕事力をつけよう
仕事をするためには言葉ができるだけでは不十分です。日本語ができるだけで就職できるわけではないのと一緒です。
しかも、あなたの中国語力を買われて仕事に就く場合あなたはその部門において一定の責任を負うポストに就く可能性が十分にあります。
その時に大事なのが社会性や仕事力です。まずきちんと身だしなみを整えてください。ぎりぎりまで寝ていてはだめですよ。
そして時間を守ること、漫画で偉い人同士の会合で予定時間前なのに「遅くなりすみません…」なんて言ってる場面を見たことありませんか?
日本では早く来た人が勝者です。職場の中でもこの法則は有効なので意識しましょう。ちなみに中国で「遅くなり…」なんてことを言ってるといじめ倒されますので気をつけましょう。ホントに遅刻しても何事もなかったようにしているのが一番です。「お前ら早いな」くらいの勢いで。
もうひとつのスキルとは?
これまで中国語を活かす職業といえば商社と製造業が中心でした。今でもこれらの業種で中国語人材が必要であることに変わりはありません。
この業界で必要になるスキルは扱う商品を深く知る能力とその商品を本当に必要なところを見抜く力です。
次にますます盛んになる訪日旅行者や日本と取引のある中国企業の視察に対応する通訳スキルです。これは中国と日本、特にその地域もしくはその業種への理解とコミュニケーション能力が必要になります。
次は中国語もしくは日本語の教育業界で必要になる、教育スキルや教育への熱意です。またこの業界を支えるような学生募集や運営にかかわる道もあります。
多くの業界でも必要なものでもありますがITリテラシーというのはますます必要になるスキルです。
中国語+スキルを身に付けよう!
中国語+スキルを身に付けるうえで大切なことがあります。それは、その世界になるべく早く飛び込んでしまうことです。
習うより慣れろで本当に大切なことはその世界の中でしか学べません。そう、中国語を本気で学ぶとしたら中国で生活しなくちゃならないのと同じです。
中国語にもうひとつスキルを加えることで広がる世界は広大です。しかも、今までは見えなかったような先まで見渡せる高い舞台に立つことができます。
今回の記事はここまでですが、役に立つ内容だと思ってもらえましたらこのブログをブックマークに入れておいてください。
次回も、楽しく学べるような内容の記事を書いていきますので、どうぞお楽しみにしていてください。
GBCJ 渡邊洋明