私の中国語学習に役立った本をご紹介します。

私が中国語を学び始めたころというのは少し前の橋本龍太郎元首相が中国に訪問したころのことですので、ちょっと情報古いなと思われても勘弁してください。

ただ学習に役立つ本の本質はいつまでも変わらないのでこれから中国語を学ぶなら十分参考になる情報です。

ちなみに橋本元首相が中国を訪問した日に、私は初めて中国に行きました。以前ツイートをしましたが初めての中国旅行一週間目で中国の見ず知らずの人と政治に関する話をしたのはこんな偶然があったからなのでした。

さて、ここからは話を戻して中国語学習に役立った本をご紹介していきます。

中国語学習テキスト

中国語を学習するためのテキストには様々なものがあります。これから中国語を学ぼうとする人にとってどれが良いテキストなのか選びだすのは至難の業です。

ここでは私が実際に使って2年でHSK8級(今のHSKなら6級です)をクリアした本をご紹介していきます。

基本会話テキスト

「地球の歩き方 中国」の後ろのほうにある中国語学習ページ。これはとてもためになりました。地球の歩き方は旅行者が持つ本なので無駄なものはなく、実際に使える中国語が満載です。

入手場所

日本の本屋さん。ちょっと大きめの本屋さんならどこにでも売っています。地球の歩き方に出てくる内容はリアルなものが多く実用的です。中国の今が見えてくるので旅行者だけではなくビジネスで中国に行く方にもおすすめです。

学習使用期間

地球の歩き方の学習期間は長いです。中国語学習の背景になる社会状況や歴史がわかりやすく書かれているので旅行で初めて行った時から留学期間中まで2年以上に渡って使っていました。途中で新しいのが出たので買い替えて合計3冊買いました。

単語帳

「 聴いて、話すための 中国語基本単語2000」。留学にきて半年位経ち単語帳を持っていないことに気づき夏休みに日本に帰った時に買いました。今でもアマゾンの売れ筋ランキングに出てくる定番の一冊です。初めて見た時は表現の幅が広がるなと感動しました。

入手場所

日本の本屋さん。当時は行き来に神戸発天津行きのフェリーを使っていて船の中で一生懸命見ていました。着くのは3日目なので時間は結構ありました。

学習使用期間

2年。留学中は繰り返し見ていました。先ほどふと思いましたが、外国語で話すときは表現の幅が狭いのが当たり前です。単語量が母国語とは違うのですから。

その狭い表現の幅の中でどうやって自分の考えを伝えるかが中国語の話す力になります。(単語帳の意味は?!)

辞書

「岩波 日中辞典・中国語辞典」。岩波の辞典は重厚感のある赤と緑の辞典です。手触りも良くて長く使える辞典です。

今はスマホでも電子辞書でも調べられますが辞書の良さは中国語の国名や地名の紹介があるところです。暇なときに辞典をペラペラやるようになったらその辞典を使いこなせてきた証拠です。

入手場所

日本の本屋さん。辞書はさすがに留学前に買って持っていきました。これは大正解でした。当時中国の地方都市では日中辞典の数が少なく、もし買っていかなかったら大変でした。

学習使用期間

10年くらい。岩波の辞典は引っ越しても持って行ってずっと使っていました。今となってはwebilioでの検索が中心になりましたが、中国語学習者にとって辞書はお守りみたいなものです。ふとした時に見たくなります。

生きた中国語を学ぶテキスト

「ドラゴンボール」。中国語版のドラゴンボールが売っています。漫画なのでとっつきやすいですし、内容は知っています。セリフ一つ一つが生きた中国語を学ぶ素晴らしいテキストになります。擬音の表現なども自然に理解できるようになります。

入手場所

中国の本屋さん。今じゃわかりませんが私が留学してた香港が中国に返還されるくらいの頃には地べたに本を並べて売ってる本屋さんがたくさんありました。ドラゴンボールを見つけた時の感動はなかなかでした。

学習使用期間

2週間。言っても漫画なのでそんなに長くは見ませんでした。

中国語を母国語レベルに近づけるためのテキスト

「中国語の童話」各種。日本でも読まれているようなアンデルセンやグリム童話から入ると良いです。中国語の学習は日本語で通ってきた道を歩きなおす過程のようなものです。知ってる内容なら中国語表現の理解も早いです。

入手場所

中国の本屋さん。ここで注意したいのが、ピンイン付きの童話を買うこと。本当の子供だったら童話を読んでくれる人がいるからいいけど、私たちは大人なので自分で読まなきゃなりません。ピンインがあるととても助かります。

学習使用期間

1か月。1つの物語をこのくらい時間かけて読んでいくと中国語の大きなステップアップになります。

実際に中国で読まれている本をテキストにしちゃおう!

今回は私自身が中国語学習で役立った本をご紹介しました。中国語学習で最も大事なのは早く学習の段階を抜けて中国語を使う段階に移行することです。

そのために中国の人が読んでいる本を中国語学習のテキストにしていました。この学習方法が良いなと思ったらぜひ試してみてください。

GBCJ

中国語学習教材を公開!短期入門用1!

今回からは少しずつGBCJ中国語講座のテキストを公開していきます。GBCJ中国語学習方法のエッセンスを凝縮したものなので、プラスになると思ったところはどうぞ学習に生かしてください。

 

中国の標準語「プートンファ(普通话)」

日本の約26倍の国土を持ち、56民族が暮らす中国では、地域や民族により異なる方言・言語が使われています。

92%を占める漢族の言葉だけでも東北方言、上海語、広東語、福建語などがありその違いは互いにコミュニケーションがとれないほどです。そのため標準語となるプートンファ(普通话)がつくられました。

 

中国語の基礎

文の構造

中国語は格変化や時制による動詞の変化、動詞の活用も無く学びやすい言語です。語順と言葉の組み合わせで簡単な文章が作れます。

まずは簡単な組み合わせを覚えていきます。そして次の目標はその簡単な組み合わせを練習で使っていくことです。

 

 

表音記号「ピンイン(拼音)」

中国語の漢字の発音をアルファベットで表記したものです。ローマ字の日本の発音とは違います。

ローマ字の日本語発音とは違いますが最初は間違っていてもどんどん発音することをおすすめしています。

母音 

単母音

a 日本語の「ア」の音に近いけれど、アの音よりもさらに口を大きく開けて発音します。

o 日本語の「オ」の音に近いけれど、オの音よりも口を丸く大きく開けて発音します。

e 口を軽く開けて「エ」の形をつくります。そしてのどの奥のほうに力を入れて「オ」の音を発音します。

i 日本語の「イ」の音に近い音ですが、イよりも口を左右に大きく開いて発音します。

u 日本語の「ウ」より口先を尖らすようにして、喉の奥から息を出すように発音します。

ü 口先を尖らすようにして「ウ」の形をつくって「イ」の音を出して発音します。

子音

「有気音」と「無気音」を意識して発音する

「有気音」は息をためて子音を発音した後に、母音を発音します。

「無気音」は息をためずに子音を発音した後に、母音を発音します。

※例bo(無気音)とpo(有気音)の場合、口の形は同じですが息の吐き出し方が違う発音になります。

bo(無気音)日本語の「ボ」と「ポ」の中間の音ですが、「ボ」のほうを強めに意識して発音します。

po(有気音)日本語の「ポ」を強くはっきり勢い良く発音します。ためた息を一気に吐き出すように発音します。

fo 英語のFのように下唇を軽く噛んで「フォ」と発音します。

mo「ンモ」に近い発音になります。

de(無気音)「ド」と「ト」の間の音です。息を軽めに出すように発音します。

te(有気音)日本語の「ト」と「トゥ」を混ぜたような音に聞こえます。ためた息を一気に吐き出すように発音します。

ne 日本語の「ンナ」に近い音に聞こえます。ちょっとためてナの音を出すように発音します。

le 日本語の「ラ」と「ル」を混ぜたような音に聞こえます。

ji(無気音)日本語の「ジ」の音に近い発音になります。息を軽く出して発音します。

qi(有気音)日本語の「チ」を更に強くはっきり勢い良く発音します。ためた息を一気に吐き出すように発音します。

xi 日本語の「シ」に近い口を左右に大きく開けて発音します。

ge(無気音)日本語の「ゲ」と「グ」を合わせたような音です。

ke(有気音)日本語の「ケ」と「ク」を合わせたような音です。ためた息を一気に吐き出して発音します。

he 日本語の「ハ」に近い少しかすれたような音になります。喉の奥で発音します。

zi(無気音)日本語の「ズ」に近い音になります。息をゆっくり出して発音します。口は左右に大きく開きます。

ci(有気音)日本語の「ツ」ような音に聞こえます。ためた息を一気に吐き出すように発音します。

si 日本語の「ス」のような音になります。口は左右大きく開いて発音します。

zhi(無気音)舌をまいて上に反らし発音します。かすれた「ヂ」の音に近いです。下を上あごに当てて空気をためて舌の上に隙間をつくり発音していきます。

chi(有気音)舌をまいて上に反らし発音します。かすれた「チ」の音に近いです。下を上あごに当てて空気をためて舌の上に隙間をつくり一気に強く発音していきます。shi 日本語のかすれた「シ」のような音になります。舌と上あごで隙間をつくり発音します。

ri 日本語のかすれた「リ」のような音になります。舌と上あごで隙間をつくり発音します。

今回はピンインの説明を中心にGBCJ中国語教室のテキストをご紹介しました。ピンイン学習のコツは一週間に一度復習して音のずれを修正することです。どうぞこのテキストを発音の復習に繰り返し使ってください。